パン屋のパンセ 歌集/【セブンネットショッピング】【ショップ】 セブンネットショッピング 90歳。透明なユーモアとかなしみと、不変のみずみずしさ──『食卓の音楽』から二十余年、待望の第2歌集。栞=井辻朱美「〈世界〉化力」松村由利子「焼きたてのパンの香りのように」穂村弘「胸という一まいの野を」・ゆびというさびしきものをしまいおく 革手袋のなかの薄明・卵立てと卵の息が合っている しあわせってそんなものかも知れない・大文字ではじまる童話みるように 飛行船きょうの空に浮かべり・星空がとてもきれいで ぼくたちの残り少ない時間のボンベ・止まりたいところで止まるオルゴール そんなさよなら言えたらいいのに |
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