太郎は水になりたかった (1)/【紀伊國屋書店ウェブストア】

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疲れてるとき、しんどい時、 私はいつも大橋君の漫画を読む。       ――――東村アキコ 忘れてた、あの感情がよみがえる。ノスタルジック・イリュージョン。 「母さん。ボクらは今、漠然とした不安の中、たしかに中学2年という季節を過ごしています。」 中学2年の太郎の家にはお母さんがいません。人より少しシャイです。 親友はヤスシ。同じクラスの谷村さんにこっそり想いをよせています。 冴えない学生生活をおくる太郎は、それでも何かデカいことをやってやろうと… いや、やったほうがいいのか?という気持ちで生活をしていますが… 雨上がりの虹のように描かれる、誰にでも平等にあったはずの青春物語。 繊細でリリカル、モラトリアムと妄想が爆発するヤングゼネレーション・コミック。 トーチweb連載時の原稿を大幅加筆&修正。描き下ろし漫画とコラムも特別収録した決定版。
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