酒のほそ道　酒と肴の歳時記　２６／【セブンネットショッピング】

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酒は飽きない。白米と同じで、様々なおかず（ツマミ）を合わせる事ができるからだろう。ビール、日本酒、焼酎、ワイン…、それぞれの酒に、それぞれに合った食べ物がそれこそ無限に存在する。毎日呑み続けたところで飽きのくるわけがないのだ。　ところが、だ。ツマミの作り手側の能力、アイデアには限界がある。毎日の晩酌に、毎日同じツマミでは、すぐに飽きてしまう（酒ではなくツマミに）。そんな時に便利なのが、本書『酒のほそ道』である。　誰でも手軽に作れるツマミから各地の名物まで、様々な呑み方、シチュエーションが描かれている。すぐさま晩酌で使えるレシピもありがたい。この本を参考にしている限り、ツマミに飽きがくる事なく、酒を楽しみ続けられるだろう。　各話の解説やエッセイも、著者本人の呑み方が見えて来て漫画とはまた違う楽しみ方ができる。今巻では、夏の秋田の旨いものが、これでもかと描かれ、読むと行きたくてうずうずしてしまう。今は冬なのだが…。　酒を愛する全ての人必携の一冊。（いたみいちたみ）
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